新型コロナウイルスが日本でも蔓延し始めました。私は早い段階で色々なソースから情報を収集していたので、ある程度の自体は予測していました。
このウイルスの問題点は、感染しても症状が軽かったり全くない人も多く、そういう人からも感染が広がってしてしまう。子どもや若者が知らずに感染を広げ、高齢者や基礎疾患のある方を重症化させてしまう可能性があるという点ではないでしょうか。 なるべく人混みを避ける、手洗いを徹底して、なるべくうつらない、そしてうつさないような生活をするというのは基本中の基本ですが、免疫力を高めることが大変重要になってきます。
では、免疫力を高めるためにはどうしたらいいか。 私は、普段から体調管理にはかなり気を配っている方ですが、免疫力アップに繋がっている実感がある方法をいくつかご紹介するので、もし良かったら参考にしてみてください!
1. 白砂糖を極力避ける
白砂糖の害は挙げていると切りがないのですが、免疫力を落とす、体内のカルシウムを奪う、ビタミン/ミネラスを奪う、虫歯になる、血糖値を上げる、肝臓機能を低下させる、動脈硬化になりやすくなる等、枚挙にいとまがありません。
私がそうだったのですが、甘いものを食べると幸せな気持ちになる、疲れが取れる、と感じる方も多いのではないでしょうか? でも、実はそれは、砂糖に中毒性があるからそう感じるのです。
砂糖はコカインと化学式が非常に似ているのです。 中毒性があるが故に、無性に食べたくなる。食べると一時的に満足しますが、その後体が重く感じたりだるくなったりして、また時間が経つと必ずまた欲しくなる、が繰り返されます。私も1年ほど前までは、1日1回は甘いものを食べないと気が済まない人でした。しかし一旦やめてみると、体が疲れにくくなって楽になり、他の食べ物の自然の甘さを楽しめるようになりました。今の方が断然体が軽く調子がいいです。
夫は私よりも一足先に砂糖をやめていたのですが、自慢の髭がある時から「まだら」にしか生えてこなくなり、カナダのNaturopath(ナチュロパス)という自然療法的なお医者様に相談したところ、砂糖はガンやウイルス、菌などを増殖させる餌となるので、一切やめるようにとアドバイスを受けたからです。効果は抜群で、きちんと生えてくるようになりました。 免疫力アップの近道は「砂糖をやめること」と言っても過言ではないと思います。
2. しっかり睡眠を取る。
睡眠には疲労した脳や体を休息させ回復させる働きがあります。良質な睡眠をとることは、自律神経のバランスを整えるためには大変重要です。
基本的に就寝時には副交感神経が優位になり、心身の疲れを解消したり、消化やデトックスが促進され、細胞の修復も行われる大切な時間です。そのため、睡眠の質が悪かったり睡眠不足が長期化すると、内蔵の働きの低下、免疫力の低下、脳の機能の低下、肌が荒れ、老化が促進される、精神的に不安定になる、などのトラブルに繋がると言われています。
早寝早起きが健康の基本です!
3. 朝一杯のレモン白湯
目覚めの白湯は、寝ている間に失った水分を取り戻し、冷えた胃腸を温め、消化を促しお通じに良いと言われています。私はそれにレモン汁か梅肉エキスを入れたものを毎朝用意して、家族にも飲んでもらっています。 レモンは肝臓の働きを助けてデトックスを促し、血液を浄化します。また、ビタミンCが豊富、パワフルな抗酸化作用があり、免疫力を高めてくれます。 習慣的に続けることによって、肝臓の強壮剤として、毎日の消化と浄化機能を高めてくれるのです。 更にレモンはアルカリ化エージェントで、殺菌作用、抗壊血作用があるので、病気の予防と不純物のクレンジングを促すとも言われています。 消化と排泄機能を刺激するために、できたら朝食の30分前までにレモン白湯を飲むことをお勧めします。私はたまにデトックスの期間を儲けているのですが、その際にはこのレモン白湯に、カイエンヌペッパーを一振りとアップルサイダービネガーを少々入れて飲んでいます。お好みで試してみてくださいね。
4. 運動をして筋肉量を増やす(体温をあげる) 運動をすることによって、筋肉量を維持や増加が可能ですが、筋肉は運動以外にも、体温の維持や血糖値の調節、免疫機能、水分の保持など、生命維持に関わる重要な役割を数多く担っています。 加齢や運動量の低下によって筋肉量が減少すると、色々な臓器に影響して、結果的に全身の機能低下に繋がることになると言われています。筋肉量と基礎代謝は比例するのですが、気肉量が少ないと、余分なエネルギーが消費できなくなり肥満になりやすいだけでなく、高脂血症や動脈硬化になりやすくなります。
また、筋肉量が減少すると低体温の原因となり、免疫にも悪影響をおよぼします。体温を上昇させる能力が弱くなり、寒さや感染症に対する抵抗力も弱くなってしまうのです。
5. 免疫力をあげる食生活。
発酵食品が腸内環境をよくするというのは周知の事だと思いますが、発酵食品を選ぶときは、なるべく昔からの手法で作っていて、添加物がない「本物」を選ぶようにしましょう。お味噌や醤油を「本物」にするだけでも、体は随分喜んでくれます。
そして、近話題になっていましたが、LPS(リポポリサッカライド)という物質が、免疫細胞を活性化することが分かっています。
免疫システムを担っているのは血液中の白血球なのですが、その中で最も重要なのがマクロファージです。 マクロファージは、体内の不要物であるがん細胞、外から侵入したウイルスや細菌、死んだ細胞や老廃物などを食べ尽くしてくれます。
マクロファージの働きが著しく低下した場合、体内はゴミだらけになり、ガンやアルツハイマー病の原因になるなど、様々な病気を引き金になる可能性があるそうです。
そんなすごいマクロファージを活性化させるのがこのLPS。LPSを摂取することで、マクロファージを要とする自然免疫の力がパワーアップし、現代人を悩ませる多くの不調を始め、多様な生活習慣病も予防・改善できると言われています。 LPSは、主に土壌に含まれる細菌の一成分のため、土で育つ野菜や穀物には多く含まれています。特に農薬や化学肥料を使用しない自然農法などで栽培されたものほどその含有量は多いそう。なので、日常的にもできるだけ無農薬や自然農法のお野菜をお料理に使うことをお勧めします。
因みに、田んぼや畑、森林など、土がある環境なら、空気中にもLPSは浮遊しているそうです。自然がより身近だった時代は浮遊量も多く、LPSの摂取量が今よりもずっと多かった。花粉症やアトピーといった現代病が少なかったもそのおかげでは、という説もあるそうです。
LPSには酵母や乳酸菌の実に1000~1万倍のパワーがあるそうです。LPSは最近はサプリも出ているので、適宜利用するのもいいと思います。私は免疫力の低い母や、子どもたちにLPSのサプリを摂取してもらっています。
6. ストレスをコントロールする
免疫力の最大の敵はストレスです。前述のマクロファージはストレスにとても敏感で、ストレスが増えれば増えるほど、その力は弱くなっていることが分かっています。
とはいえ、現代社会においてストレスのない生活を送ることはほぼ不可能。精神的ストレスもあれば、大気汚染などの科学的ストレス、過度な運動や冷暖房から受ける物理的ストレスなど、数えたら切りがありません。
そこで大事なのは、ストレスをいかにコントロールするかということ。好きなことに没頭する時間を作る、運動で汗を流す、お風呂にゆっくり入る、考えすぎない、など。 瞑想も効果的です。
ただし慢性的なストレスになってしまうと、マクロファージの機能が抑制され、病気の引き金になりやすいのだとか。 だからこそ、ストレスが加わってもめげない強いマクロファージが必要となり、その解決法の1つとして、LPSを摂取することが効果的だそうです。
以上です!
その他にもカフェインやお酒を控える、菌を有効利用する、水素吸引する等、私が普段から実行していることはありますが、また別の機会に!
少しでも皆様のお役に立てれば嬉しいです!
Comments