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  • 執筆者の写真yukorowe

コロナ対策:日光とFresh Airの重要性

更新日:2020年9月1日



バリに来て2週間半が経ちます。コロナの影響で最初から観光客は1/5とも1/10とも言われていましたが、ここ数日は世界中で対策が強化され、たくさんの観光客が一気にいなくりました。観光スポットはクロースし、お店やレストランなども閉まり始め、閑散としています。


バリ島のオフィシャルな感染者数は少ないですが、それは全体的に検査数が少なく隠れ感染者はもっと多い(日本も同じだと思いますが!)可能性もありますが、個人的には、こちらのライフスタイルが影響しているのではないかと思うのです。


2週間前に、カナダ人の夫が利用しているMediumという有料オンラインマガジンに、興味深い記事がありました。「Coronavirus and the Sun: a Lesson from the 1918 Influenza pandemic(コロナウイルスと日光:1918年のインフルエンザパンデミックから学べること」

https://medium.com/@ra.hobday/coronavirus-and-the-sun-a-lesson-from-the-1918-influenza-pandemic-509151dc8065


ざっと内容を要約すると、1918年のスペイン風邪の際に、アメリカで特に酷かったのが海軍だったそうです。特に症状が酷かった水兵が非常に換気が悪い状況下にいたことに気づいた医師たちが、それらの患者を屋外のテントに寝かせ、できるだけ新鮮な空気を吸わせてあげ、天気の良い日にはテントを取って日光を当てました。それによって、なんと死者は40%から13%にまで減少したそうです。この療法は「オープンエア・トリートメント」と名付けられてその後も利用され、結核患者の治療にも取り入れられましたが、抗生物質が開発されてからは忘れられてしまったとのこと。


1960年のリサーチでは、防衛省の科学者がFresh Airには天然の消毒効果があることを発見しています。Fresh Airに含まれる「フレッシュエアファクター(詳細はわかっていないが)」と呼ばれるものは(室内の空気に比べて)インフルエンザウイルスを含む空中浮遊菌にとってかなり有害なのだそう、


また、天然の消毒剤である日光が、インフルエンザウイルスを不活性化させた可能性があるとのこと。更に、日光は体内にビタミンDを作ります。ビタミンDの低下は呼吸器感染率を高め、インフルエンザにも罹りやすくなることがわかっています。


話を最初に戻しますが、バリではほとんどの家や店が半外になっていて、風通しは抜群、日光はサンサンと降り注いでいます。つまり、ウイルスが活性化しにくい環境。


実は私、ここ数日は旅の疲れがどっと出て、体調がいつもの70%くらいに感じていました。そのためこの3日間くらいは、朝はいつもよりも長めの呼吸法(10分以上)をして新鮮な空気を取り込み、あまり体力を使わない陰ヨガ系で代謝&リンパを刺激し、日光にあたり、ビーチで裸足になって大地の感覚を肌で感じ、風通しの良い場所で過ごしていましたが、大分良くなりました。


現在各国で外出禁止や自宅待機が行われていますが、それによって人々が日光に当たらず、風通しの悪い密室で過ごすことを私は懸念しています。できるだけ、自然のある場所に散歩などに出かけたりして新鮮な空気を吸い、日光に当たって大地を感じることはリラックスにも繋がります。もちろんその際には、Social Distancing を取ることが大切ですが。


そして、ストレスは免疫の最大の敵なので、くれぐれも怖れやパニックに陥らないように!

作り笑いでも気持ちは上がります。

今は世界中が大変ですが、きっとこの混乱の後は別次元の世界が待っていると思います。

それまでは、助け合い、愛をシェアしあい、乗り越えていきましょう。

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